第19回 至高の精神展 IN SPIRITU ALTISSIMO 横山丈樹

 2月3日(土)~3月4日(日) 会期中2月19日(月)は休館します      観覧無料(市民ギャラリー)

至高の精神展 IN SPIRITU ALTISSIMOは、多様な現代美術の分野で活躍している作家を紹介する展覧会です。第19回目となる今回は、南砺市在住の彫刻家横山丈樹(よこやま たけき)さんの作品を紹介します。

 横山さんは、1972年南砺市井波町に生まれます。芸術と創作が身近にある木彫工芸を営む家に育ち、金沢美術工芸大学美術工芸学部彫刻科に進学します。大学では、写実的な彫刻を制作し自身の人体表現の礎とします。在学中の1995年「第27回日展」に初入選を果たし、以後日展・日彫展を中心に作品を発表します。その後、富山大学大学院教育学研究科に進み更なる研鑽を積み、修了後から本格的な作家活動を開始します。

 2001年の第31回日彫北陸展に出品した「記憶の破片」が評価を得たことが転機となり、自らの思索を作品に反映させた創作を行う自信へと繋げて行きます。第59回富山県美術展では県展大賞を受賞し、日彫展でも入賞を重ね、今年度2017年改組新第4回日展では特選を獲得し注目を集めました。

 作品は、風化した背景と美しい肉体を持つ人物像で構成されており、廃墟の神殿に迷い込んだ錯覚と朽ち果てて行く時空の中に見出した確かな存在感を美に昇華させ創作しようと試みています。

 今回の展覧会は、近作を中心に会場構成を行い横山丈樹の世界を紹介します。 

     
 「アリア」2011      「時の軌跡」2012   「瞑想」2013

           
  横山丈樹略歴

1972年  富山県井波町生まれ

1995年 「第27回日展」第3科彫刻『雄爽』初入選(以後17)

1996年  金沢美術工芸大学卒業 「第26回日彫展」『麗想』初入選(以後毎年)

1997年 「第52回富山県美術展」『麗凛』初入選(以後毎年)

1998  富山大学大学院教育学研究科 修了

2001 「第31回日彫北陸展」『記憶の破片』

2002 「第3回日彫会新選抜99」に選出『dejavuⅢ』出品

2003年 「いなみ国際木彫刻キャンプ’03」『時の語り手』制作

2004年 「第34回日彫北陸展」『pleiades

    「第59回富山県美術展」彫刻部門『遷』県展大賞(06 年以降委嘱出品)

     「第4回日彫会新鋭選抜展」に選出『rebirthⅣ』出品

2005 「第35回日彫北陸展」『樹』北陸日彫会賞

2006年 「第5回日彫会新鋭選抜展」に選出『rebirthⅦ』出品

        「第3回オーストリア国際木彫刻シンポジウム」招待『雲の住人』制作

2007  「第37回日彫北陸展」『Adam』北陸日彫会賞

2009 「第39回日彫北陸展」『Okutos

2012 「第42回日彫展」『eternal』優秀賞

2013 「第43回日彫展」『Dahlia』日彫賞

2014  「第68回富山県美術展」審査員

         「第9回日彫会新鋭選抜展」に選出『時の軌跡』出品

2015  「第45回日彫展」『rebirthⅥ』日彫賞

2017年 「第47回日彫北陸展」『re:rebirth』北陸日彫会賞

         「改組新第4回日展」『双樹Ⅲ』特選  

現在

日展会友、日本彫刻会会員、北陸日彫会会員、富山県彫刻家連盟会員

井波木彫刻工芸高等職業訓練校講師

砺波市美術館子どもの造形アトリエで指導されている横山さん(右)↓